歴史を楽しく学ぶには?

苦手克服は興味をもつことから

小学校の高学年になると、歴史の授業が始まります。

教科書や参考書の歴史は、覚えるって事がたくさんあり、「つまらない!」という子供たちの声も、ちらほら聞こえてきます。

時代の背景や歴史年表、戦い、人物、道具など、自分の生活とは全く関係ない事柄ばかり。
子供に取っては、ちんぷんかんぷんになってしまい、苦手と感じるのかもしれません。

塾の講師をしていると感じますが、生活に馴染みがない事柄はリアルに感じられないようです。


イメージが沸かないと、興味がわかない子が多いようです。興味がないと、単なる「暗記」になってしまいます。

そして、単なる「暗記」は記憶の定着が少なく、すぐに忘れてしまう傾向にあります。

暗記は左脳だけを使っている行為であり、イメージが抜けています。すぐに忘れてしまうのは、このイメージと文脈をセットにしていないからです。

暗記法の多くは、イメージと文字を語呂合わせにして覚えるものが多く、イメージが出来るほど記憶の定着率は高まります。

歴史はつまらない?

歴史は、教科書を、そのまま暗記しても、何も面白くないものです。
しかも、生活に役立つことは、ほとんどありません。
つまらなくて、役に立たないのであれば、「やりたくない」「面倒だな~」と思って当然です。

しかしです

歴史上の「人物」や「合戦」を、ひとつのストーリーとしてみると、
これほどドラマチックな勉強はないと思いませんか?
歴史で学ぶ人物一人ひとりに私たちと同じように、それぞれの人生があって、
様々な人物と関わって、歴史上の大きな出来事が起きたり、今の日本を作る法律や「当たり前」ができたと思うと、とてもわくわくしますよね。

なぜ、本能寺の変は起きたのか?
明智光秀は信長から、どんな仕打ちを受けていたのか?
黒田官兵衛は、なぜ秀吉に「あの一言」を言ったのか?
それがもたらした影響は?

人間ドラマを観察しながら、物語を追うと、歴史の意味が分かってきます。
そして、意味が分かると「人間って面白いな」 と興味を持つかもしれません。

教科書以外から学べる歴史

歴史好きの人は、だいたいTVや漫画で、歴史にはまっていくことが多いようです。

TVだとNHKの大河ドラマ。
好きなタレントさんが出演していたりすることがきっかけで見始めて、「時代劇って結構面白~い」なんてとこから興味を持ち始めるものです。

また、今は漫画も充実しています。

集英社の「学習漫画日本の歴史」、小学館「少年少女日本の歴史」、「角川まんが学習シリーズ日本の歴史」、「学研まんがNEW日本の歴史」等どれを購入したらよいか迷ってしまうほどです。

昔と違ってシリーズものや人物もの、カラフルで内容も充実している漫画が多く売られています。

でも、どれを買おうかと悩む前に、歴史をどう楽しむか……?をちょっと考えてみたいですね。


TVや漫画の歴史ものは、時代背景を含めて、そこで生きた武将たちが駆け引きしたり、裏切られたり、作戦に成功したり、お城を追い出されたり……

物語はドキドキハラする場面が多々描かれています。

「そうか、この武将はこういう人だったのか……」とか
「この武将はこういう人間関係だったのか……」等、年表でしか知らなかったことを、TVや漫画で初めて具体的に知ることができます。

出来事の背景を知る事で、歴史にもより興味がわくと思います。
お子様に読ませる前に自分で読んでおくのもいいですね。

そしてお子様と一緒にTVを見ているときに、こそっと「このあとこういうことが起きるんだよ」と、人物関係や時代の動きのことをさらっと説明してあげたら、さらに面白く見ることができます。

「スゴイね。よくそんなこと知ってるね」と尊敬されたりするかもしれません!