大宮国際中の入試対策
2023年の偏差値について
大宮国際中の入試対策
2023年の偏差値について
2023年の大宮国際中の偏差値は、男子54 女子55 前後になります。倍率は4.3倍でした。前年度とほぼ変わらず、高い水準で横ばいになっています。埼玉県の中高一貫校の中では、上位の学校になります。
目次 |
【合わせて参照】
大宮国際中の偏差値は「54~55」です。かなりレベルの高い学校と認識しておくと良いです。
【2023年】
|
偏差値 |
倍率 |
男子 |
54 |
3.5 |
女子 |
55 |
5.0 |
【2024年】
|
偏差値 |
倍率 |
男子 |
53~54 |
3.9 |
女子 |
53~55 |
5.2 |
【2023年】
|
募集人員 |
入学志願者 |
倍率 |
男子 |
80 |
283 |
3.5 |
女子 |
80 |
401 |
5.0 |
全体 |
160 |
684 |
4.3 |
2022年と比べて、倍率は上昇しています。とくに女子は5.0倍と0.5ポイントアップしています。
【2022年】
|
募集人員 |
入学志願者 |
倍率 |
男子 |
80 |
282 |
3.2 |
女子 |
80 |
404 |
4.5 |
全体 |
160 |
686 |
3.9 |
志願する生徒の多くが「学力が高い子」なので、かなり難易度は高くなります。事前に「適性検査」と「英語」の対策をしておく事が必要です。
・適性検査の対策が必要 ・高い英語力も必要になる ・地頭の良い子が有利 |
大宮国際中では、「適性検査A」、「適性検査B」、「適性検査C」、「適性検査D」、「適性検査E」と5つの適性検査があります。
一般的には一次試験で「AB」をうけ、二次で「Cと集団活動」という構成の入試内容になっています。
問題 |
狙い |
|
適性検査A |
グローバル・スタディ 論理的な思考力で解決 データを正しく読み解く 会話文や資料から読み解く |
情報をまとめる 基本的な計算 式を使って表現 会話文から判断 |
適性検査B |
地図から情報を読み取る 会話文を読み数学的に分析する 事実と意見を見極める |
課題について正しく考察する ルールの仕組みを理解する 論理的に思考する 考察を読み解く |
適性検査C |
SDGsに関するテーマ 複数の資料を読み解く 自分の考えを表現する 論理的に表現する力 |
資料を適切に考察 構成をまとめる 論理的に説明する |
集団活動 |
グローバル・スタディに身に着けた コミュニケーション能力をみる |
自分が好きな教科について、好きな理由をみんなに伝える。(英語で) |
【ポイント】
グラフを読み取ったり、会話文を読んで、自分の考えを表現する。といった基本的な問題の構成については、毎年同じです。かなりの文章量を読み、解答する事になるので、問題に慣れておく必要があります。
集団活動は、5人一組で英語で「表現する力」と「コミュニケーション能力」の2つの能力を評価されます。
自分の考えを英語ではなし、さらに周りの人に、どう思うか?を聞く必要があります。
英語での総合的な「コミュニケーション能力」が必要になります。グローバルスタディー(聞く、話す)が高度に身についている必要があります。
自分で考えて、表現する力が必要になります。
読解力、論理的な思考力、表現力などはPISA型の学習をする事で、身につきます。
【参照】
・「適性検査AB」が一次試験 ・二次試験にグループワークもある ・はっきりとしゃべる「度胸」も必要 |
大宮国際中の二次試験では、「集団活動」があります。あまり聞きなれない言葉かと思います。
集団活動という試験では、英語の「リスニング力」と、「表現力」、コミュニケーション力をテストされます。総合力を問われている。と思っていれば大丈夫です。
まずは、集団活動の問題を見てみましょう。
【2023年の問題】
自分が好きな季節について、好きな理由をみんなに伝えましょう。さらに、他の受験生が好きか?インタビューして、その結果を発表しましょう。(集団活動)
※5名1グループでおこなう。
【2022年の問題】
自分が好きな教科について、理由を伝えましょう。さらに、他の人が、どんな教科を学びたいかインタビューし、結果を発表しよう。
※5名1グループでおこなう。
【ポイント】
英語を使って表現します。英語力は、英検4級程度の実力があれば、試験を突破する事ができます。
・英語を使って自分の考えを話す ・英語で周りの人にインタビュー ・コミュニケーション能力が大事 |
今までの英語の授業では「きく」と「話す」がありませんでした。文章を読み解くだけの、受け身の英語だった訳です。
現代の小学生が学ぶ、「グローバルスタディー」では、英語で会話をします。会話という部分が大事です!!
会話をすることで、「コミュニケーション能力」と「きく・話す」の両方の能力が必要になります。
つまり、大宮国際中では、勉強ができるだけ。の子ではなく、コミュニケーション能力が高い子に来てほしいと考えているわけです。
コミュニケーション能力は生きていくために最も必要な能力であり、人間関係の基本です。
だからこそ、大宮国際中の入試では、「きく」「話す」ができているか?。をチェックしていると予測ができます。
勉強ができるけれど、ボールが投げられないエリート。目を見て話せない医者。そんな大人になってしまうのは、教育の失敗でもあります。
バランスのとれた、大人を目指したいものです。
・英語でのグループディスカッション ・聞く、話すが出来ているか ・コミュニケーション能力があるか? |
適性検査に正しく解答をするには、「読解力」と「表現力」が必要になります。
長い文章を読み、グラフを見て、自分の意見を答える問題や、複数の教科を組み合わせた問題などが出題されます。
適性検査では、自分の答えを表現する事が求められます。自分の意見が求められるわけです。
答えに解凍する力ではなく、課題を設定して、解決する力が求められている訳です。
これが、今までの入試と大きく違う部分です。普段から、自分の考えを表現する 「訓練」をしておく事が大事になります。
これは、塾だけでなく、家庭でする事ができます。
たとえば、食卓でテレビをただ見るのではなく、ニュースをみて、子供に質問をしてください。
「なぜ、インフレが収まらないと思う?」 「円安になると、誰が困るかな?」 |
など、自分の考えをまとめ、伝える練習を子供にさせましょう。
間違っていても大丈夫です。子供の意見を否定する必要はありません。
自分の考えを、相手に伝える練習をする事。自分の頭で考えるクセをつける事が大事になります。
・子供に質問する習慣を ・子供の意見を否定しないこと ・子どもを意見を馬鹿にしない事 |
暗記のテストを考えた事があるでしょうか?
暗記が得意で、答えを正確に出す人、ミスの少ない人は、高度成長期の日本には必要でした。
戦後、産業が工業化していく過程では、規律を乱さず、自分の意見を持たず、規則正しい行動を、そつなくこなす人が大量に必要でした。
しかし、時代は変わりこれからは、IT化、AI化、ロボット化の時代になります。
この時代に必要な人材とはどんな個性を持つ人でしょうか?
それは、コミュニケーション能力が高く、目的があり、志を持ち、人をまとめ上げる力がある人です。
このような人を国をあげて育成していかない限り、日本は国際的な地位を落とすだけの3流国家になってしまいます。
そうです。この国には、強い「リーダー」が必要なのです。
公立の中高一貫校では、この「リーダー」になれる力を持った人を選抜するために「適性検査」や「面接」を行うわけです。
あたえられた問題を解くのでなく、自ら答えを作り出す人材を育てたい。という方針が裏にはあります。
適性検査で求められる力は、社会を生き抜く力です。どんな状態になっても、「メシが食える力」「御飯を食べていく力」「家族を養う力」これは、PISA型の学習をする事で身に付きます。
PISA型の学力とは
この3つの力を伸ばす事です。
どうでしょうか?この3つの力は、社会に出てからこそ、大事な力だと思いませんか?
情報を集め、整理し、自分の頭で考える。そして、自分の考えを整理して行動する。
人を集め、周りに自分の考えを伝えて、巻き込んでいく。この力は、新しい産業を作る力でもあり、リーダーシップと呼ばれる力です。
国際的な学力基準でもある、このPISA型の力を伸ばす事がこれからの時代、最も大事だと、我々PISA塾は考えています。
PISA塾では公立の中高一貫校に求められる、「論理力」「表現力」「伝える力」などを育成しながら、成績を伸ばせる塾です。
たとえ受験で失敗をしたとしても、子ども達に、意味のある力を身に着けてもらいたいと思っています。
小学生とは、能力が最も伸びる時期です。この時期に、詰込み学習をするのではなく、学ぶ楽しさを理解して、将来に役立つ力を身に着けてほしいと思っています。
・公立の中高一貫校では適性検査がある ・思考力、論理力、表現力を身に着けてほしい ・PISA型の学力と同じ |
大宮国際中に合格するには?はいかがでしたか?
大宮国際中に合格するには、「適性検査」「グループワーク」などの対策が必要になります。今回は適性検査についてと大宮国際中が目指している方向性、IBについてなどをご紹介いたしました。
これからの時代に必要になるのは、「自分で考えて行動する力」「課題を設定する力」「自分と相手が違う事を受け入れる力」「多様性を認める力」です。
この力は、大人になってからこそ、大事になる力です。しかし、こどもの時から身に着けておきたい力でもあります。
なぜ、日本が経済的に衰退したいのか? 日本はこれから、どんな国になったらいいのか?
小さい時から、考え、答えを出し、志を持って社会を変革していく。
自らが主体となって、規則を変える、人生を生き抜く。歪んだ平等主義による協調性よりも、チームの多様性を認めながら、共感できるリーダーシップが大事になります。
暗記した答えを求めるテストも確かに大事です。しかし、人から言われた事をやるだけなら、「ロボット」で良い時代になってしまいます。
ロボットを使い、社会の問題を解決する側になる。これが、これからの時代を生き抜く力。になるのではないでしょうか?
PISA塾では、一歩先を行く学習と、公立の中高一貫校である「大宮国際中」や「川口市立中」の専門塾となっています。
自分で考え、理解し、表現する。
受験にかかわらず、この力は、今後の社会に必要となる力です。
ぜひ、一人でも多くの生徒さんが、「勉強するたのしさ」に気が付いていただければ、幸いです。
PISA塾には、やる気を引きだすカリキュラムがたくさんあります。「大宮国際中」の受験をお考えなら、ぜひ一度、ご相談いただけましたら、嬉しいです。
pisa塾に通うようになったのは5年生の12月ごろでした。少し遅いスタートだったので、最初は授業についていくのに必死でした。塾が出している「家庭学習プラン」を進めていくうちに、だんだんと授業を理解できるようになりました。
大宮国際中に合格するには?
偏差値、入試試験の情報をなどをまとめました
大宮国際中に合格するには、どうしたらいいのか?
大宮国際中の倍率は
英語学習に力を入れている大宮国際中
倍率はどうなのか?
大宮国際中の偏差値は
公立の中高一貫校である大宮国際中
偏差値はどうなのか?
大宮国際中の集団活動とは?
英語の試験が特徴的な大宮国際中
二次試験にグループディスカッション...
大宮国際中へのアクセス
大宮駅西口より1番乗り場で
バスで7分ほどで到着します
大宮国際中の入試対策、合格を目指すならpisa塾にお任せくださいませ。
【ご相談くださいませ】
戸塚南小学校、 戸塚綾瀬小学校、 戸塚小学校、 戸塚東小学校、 安行東小学校、 安行小学校、 新栄小学校、 清門小学校、 浦和ルーテル学院初等部、 開智小学校にお通いで、大宮国際中の受験をお考えなら、ぜひご相談くださいませ。
【選ばれています】
pisa塾では、川口、大宮、東大宮、浦和、北浦和、南浦和、埼玉新都心、与野、北与野、与野本町、南与野、東川口、西川口、戸田、など埼玉県の多くの地域から生徒さんが通っております。ピサ塾は北浦和、南浦和、南浦和、東大宮、大宮西口に教室がございます。ぜひお気軽に、ご連絡くださいませ。
2024年は男女ともに倍率が上がりました。特に女子は人気が高く定員80名に対して、400名の志願者となつています。
昨年からの傾向を見ると、来年は、さらに倍率が上がる可能性があります。