国語のテストで気持ちを問う問題が

どうせなら、突き抜けてしまおう

本当にこれで良いのか?

国語のテストに「この時の主人公の気持ちを100文字以内で答えなさい」という問題があります。

他人の気持ち、まして小説に出てくる架空の人物の気持ちなんてわかりません。

とりあえず適当な答えを書くと、たいてい丸がついてきます。

 

でも「正解してよかった」というより「こんな答えでどうしてよかったのだろう」と妙な疑問が浮かびます。こんな気持ちのままでよいのでしょうか?


 

■PISA塾柴崎代表からのアドバイス

本当の読解力とは?

そういえば私も同じことを考えたことがあります。

大学入試の時に、ある事に気が付いたのです。「この主人公は誰が作ったのか?」「何のために作ったのか?」

作者は何かの意味があって作ったのですから、それを読むことが読解力なのだと。

 

例えば「何のためにこの人はいるのか」「この人はなんで泣くんだろう」「作者はなんで泣かせたのだろう」と考えると、読解の問題がスムーズに解ける。

 

映画でも芝居でも、「この主人公は何のためにいるのだろうか」「なんでこんな時に負けちゃうのだろう」とか、いろいろ考えると面白くなります。

本当の読解力というか、ひとつ上の見方ですよね。

 

今は問題が難なく解けているのでしょうが、そのうちに正解と合わなくなってくると思います。

その時に、今のように考えると「なんだそういうことだったのかと」と気づくことがあると思います。点数もぐんと伸びます。

なかなかこのことに気づかないのですが、身についてくると、結構役に立つ読み方ですので、ぜひ実践してみてください。

 


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