中高一貫校入試は答えだけでなくプロセスが大切!
最近の中高一貫校入試では、答えそのものより、それに至るまでのプロセスを重視している傾向があります。
答えが合っているからいいのではなくて、どうやってその答えを導き出したのかを求める問題が多いのです。
こういった論理的思考は、短期間で身につくものではないので、小さい頃から家庭での指導が必要です。
例えば、宿題をやっている子どもに質問を投げかけてみましょう。「どうしてそういう答えになったの?」と。
最初は「答えが合ってるのに、何言ってるんだろう?」と戸惑うかもしれません。
でもこれを何度も繰り返しているうちに、子どもは頭を整理しながら答えを導き出すようになります。そして説明の仕方もだんだん上手になっていくものです。
正しい答えを出せばそれで終わりではなく、“考える”、それを“説明する(伝える)”という訓練によって子どもの論理的思考は育っていきます。
中高一貫校入試に関わらず、今後は高校入試や大学入試も丸暗記では高得点が取れなくなります。
答えに至るプロセスを導き出す問題が点数配分で高くなる傾向にあります。
学校や塾に任せるだけでなく、家庭でも子どもに考えさせる訓練をしてみてください。
考える子どもは何につけても好奇心が旺盛になり、積極的な行動をするようになります。
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