中学受験ガイド

志望校の決め方とは?

失敗しない中学受験 志望校の決め方とは?

中学受験 志望校の選び方とは?

中学受験をするにあたり、複数の学校を併願受験していくのが一般的です。学校を選ぶ場合、親だけなく、子どもの性格に合っている学校を選ぶ事が大事です。
今回は、中学受験において失敗しない「志望校の決め方や選ぶ時のポイント」を紹介していきます。

 

目次

1.【方法】第一志望はどうやって決める

2.【状況把握】何校受けているのか?

3.【志望校】志望校はいつまでに決めたら?

4.【計画】試験の計画を立てよう

5.【相談】塾に相談をしよう

6.【まとめ】子どもの本音を知ろう

要約すると
  1. 難関大学への合格者数で決めがち
  2. 5校ほど受けている
  3. 早めに計画を立てよう

 

PISA塾とは

 

 

第一志望はどうやって決める

第一志望は30%程度しか合格しない

親の意向が大きなウェイトを

第一志望を決める場合、まず大事なのが、家庭の教育方針です。というよりは、親の方針によるところが大きいかと思います。

 

受験をする場合、子供をどのレベルの大学に行かせたいのか?それはなぜか?など、家庭の方針を明確にしておく必要があります。

 

その後、子供と一緒に行きたい学校に足を運んでみましょう。学校では、文化祭や説明会などをおこなっています。まずは様々な中学校に足を運んでみると、イメージがつかみやすくなります。

 

中学受験の場合、基本的に「親の意向」が全てです。

子供が「開成中」に行きたい!!というのは、まれです。中学受験は親の受験。親の意向を子供に押し付けながら進める場合が大半です^^;


・中学受験は親の受験

・親の方針がほぼ全て

併願校も決めておくこと


 

何校受けているのか

4校前後が一般的

4校前後が一般的

一般的に本命以外に他の子どもたちはどのくらい受験しているのでしょうか。

大体3~5校ほど受ける家庭が多いようです。

第一志望、すべり止め、挑戦校など、複数の受験校をバランスよく選ぶ事がとても大事になります。併願校を選ぶにはコツがありますが、そちらはこちらの記事を参照してください

 

埼玉県の公立の中高一貫校は受験日がはやく、浦和中、伊奈学園、川口が1/14、大宮国際が1/15になっています。東京よりも早いので注意が必要です。

 

東京の公立中高一貫校の受験日は、2/3など、2月のはじめ前後が受験の本番になります。

1月に1~2校、2月に4校など、1月に受験に慣れておき、2月の本番に向けて調節する家庭などが多いようです。

本命、挑戦、実力相応、滑り止めなどランクを振り分けながら受けているようです。

 

ちなみにですが、埼玉栄などは日本一受験者数の多い学校と呼ばれています。

それは、受験日が公立の中高一貫校、私立の学校よりもかなり早いためです。多くの子が、腕試しと試験馴れするために受験をするようです。


・3~5校受ける家庭が多い

・本命とすべり止めを考えよう

・2月の本命校受験をする人が多い


 

志望校はいつまでに決めたら

6年生の7月までには志望校の決定を

6年生の7月までには志望校の決定を!

志望校を決めるのは、早ければ早いほど良いです。

難関校を目指す上で、「志望校別特訓」は重要です。首都圏の大手進学塾では、この特訓を6年生の9月からスタートします。「志望校別特訓」は、希望をすれば誰でも受講できるものではありません。

これに参加するには、1学期の終わりか8月に行われる資格試験に合格する必要があります。

 

そのためには、遅くても6年生の7月までには第一志望校を決めておく必要があります。

そして、何がなんでもこの「志望校別特訓」の受講資格を獲得できるよう頑張って欲しいと思います。なぜなら、この「志望校別特訓」こそが、各塾がしのぎを削って研究をしている目玉だからです。

 

とはいえ、この「志望校別特訓」で希望の学校のコースに入れたからといって、絶対に志望校へ合格できるというわけではありません。

しかし、例年その塾から合格している人数の2~3倍が志望校別特訓のコース定員とほぼ同数で、多くの難関校の受験倍率も2~3倍と考えると、志望校別コースに入る資格を得たということは、例年の受験者レベルには達しているということ意味し、希望を持つことができます。

 

逆に、その資格を得られなかった場合、残念ながらその時点では例年の受験者レベルに達していないということで、その状態から5カ月間で合格を勝ち取るというのは、正直厳しいでしょう。

難関校を目指すなら、「志望校別特訓」は不可欠です。

極端な話、大手進学塾に通う意味は、この志望校別特訓にあると思ってもいいでしょう。

 

ですから、難関校を目指す人は、まずこの志望校別特訓の受講資格を勝ち取るために、早めに志望校選び、早めの対策を取ることが得策といえます。

ただし焦って志望校を早く決めすぎない方がいいです。情報をしっかり事前にとることで方向性と対策を立てましょう。


◆学校や生徒の雰囲気が子どもに合っている

◆通学しやすい

◆興味のある部活動や課外活動、留学の有無等

◆付属大学の有無、進学実績等

◆実力に合っている

 

試験の計画を立てよう

第一志望は30%程度しか合格しない

全体スケジュール

基本的には、中学受験は小学4年生からスタートします。

小学4年生からの11工程をご紹介します。

 


 

・小学4年生の年間学習スケジュール

 ①中学受験の検討、入塾

 ②学校説明会への参加

 ③本格的な受験勉強の開始

 

・小学5年生の年間学習スケジュール

 ④模試の受験開始

 ⑤学校説明会や文化祭に参加

 ⑥志望校の確認、より本格的な受験勉強の開始

 

・小学6年生の年間学習スケジュール

 ⑦判定模試の受験開始

 ⑧過去問の演習開始、受験志望校の確認、

 

・小学校に中学受験の旨を連絡、保護者の方向け学校説明会の参加

 ⑨入試100日前~インフルエンザ予防接種、

 

・出願書類の入手、第1志望校の決定、併願校の決定、出願

 ⑩1月校の受験

 ⑪2月校の受験、合格発表、入学手続き

 

塾に相談しよう

経済負担がかかる

何を相談したいのか ‐相談するタイミングとポイント‐

塾では、志望校のデータやテストの分析を日々おこなっています。志望校で悩んだら、塾の講師に相談するようにしましょう。

というよりも、塾は黙っていたら特に何もしてくれません

本当に第一志望に合格したいなら、塾を使い倒す必要があります。

 

・子供は受かりそうか?

・何を改善したらよいのか?

・なぜ成績が伸びないのか?

・テストの傾向は?

・合格した生徒は、どうやって勉強をしていたか?

 

などなど、質問をして、家庭で我が子にフィードバックして、サポートをしていく必要があります。

中学受験は親のサポート力により、合格させるのです。

 

一部例外のように出来る子はいますが、ほんの一握りです。基本的に子供は、監視がないとサボってしまいます。

褒めるなどして、フィードバックを求めるようにしましょう。

 

基本的には、相談したら受かるのではなく、子供がきちんとカリキュラム通りに勉強をしているか?チェックしておく必要があります。

 

本当に第一志望に受かりたい場合、「家庭学習」「自習」が絶対的に必要です。

子供と親が一緒の部屋で勉強をして、進捗や宿題、プリントをチェックするなど、細かいサポートをしないと、基本的に子供はサボります。

 

サボった子を放置してしまうと、さらに成績が悪くなります・・・


まとめ

経済負担がかかる

子どもの本音を知ろう

中学受験で失敗しないために、志望校を決める際のポイントや、学校選びのポイントについて紹介をしました。子どもたちがモチベーションを維持して受験勉強をするためには、子ども自身も納得して志望校を決めることが大切です。

親だけが勝手に決めるのではなく、子どもと十分に話し合う時間を持つように心がけましょう。

 

 

 

 

 

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