本物の学力をつくるUSUI中学部システム
PISA調査・全国学力試験の結果からも見えるように、今の日本の小中学生の課題は、読解力と記述力です。うすい学園は、これらの力を獲得する学習方法を実践しています。それが公立中高一貫校入試や高校入試、大学入試での圧倒的な合格人数・合格率を示しています。しかし、読解力・記述力は一朝にして身につくものではありません。日々の積み重ねが重要です。そのためには小学校・中学校での学習をしっかりと行うことが基本になります。
うすいでは、学校の予復習・定期試験対策にもしっかりと力を入れ、生徒たちの基礎的な学力と、それができることの自信も育んでいきます。「うすいに通っていれば安心」と全員の人たちに思ってもらえるよう、より質の高い教育を目指していきます。
【読解力】本物の読解力をつけて学力をあげる
うすいでは、読解力こそが全教科の学力をあげ、社会に出てからの成功のもとになると考えます。そのため、中1・2生から、本格的な小説、大人が読んでも興味深い自然科学や社会科学に関する新書など4冊の本を精読します。断片的に切り取られた「問題」としての文章ではなく、1冊の本を読むことで、小説や論説文の読み方、文章にはテーマがあることなどを徹底的に学びます。ここで学んだ読書の喜びは、この後の子どもたちの人生の糧ともなるはずです。
【記述力】記述が得意になる授業
記号問題や抜き出し問題をなんとなく感覚的に解いているだけでは、国語の記述力はなかなかつきません。うすいでは、子どもたちが読む本をもとにしたオリジナルの記述テキストを通して、問題文をどう読むか、要約や主張文の構成を学びます。30字、100字、200字と記述課題に取り組み続け、要約や意見を文章にまとめることに自信をつけていきます。
自分の記述答案を自分で採点できる主体的な力を
記述の答え合わせでは、模範解答と表現が違うだけですぐに書き直したり丸写ししたりする受け身の生徒が目立ちます。うすいの答え合わせは、「答え」でなく「答えのための条件」と「なぜその条件が必要なのか」に深くこだわります。各自の答案に真剣に向き合い、時には仲間と議論しながら主体的に回答を作り直していく過程こそが、読解力と記述力をつけると考えるからです。
【読解力】「数学的読解力」をつける授業
新入試の数学は、長く複雑な問題文とグラフや図表などの複数資料が与えられる形に変化しています。その難しさは情報量の多さにあり、特にトップ校受験ではこのような「数学的読解力」が合否を大きく左右します。「数学的読解力」とは、たとえば、文章中の説明とグラフを照らし合わせたり、条件に合わせて図を解きなおしたりなど、大量の情報から必要な要素を選び出し関連させて考える力で、従来の公式ありきの反復練習では対応できません。うすいの数学では、中1・2から時間をかけてこのような課題に取り組み、段階的に力をつけます。
【記述力】数学の記述=論履的な説明力
高校・大学入試の新しい流れは「答えを求める根拠を順序立てて説明する」方向に変化しています。うすいでは、答えを出すまでにどう考えたかをまずは気軽に口頭で説明することから始め、徐々に、数学用語を交えた論理的な記述答案を書くレベルまで力をつけていきます。さらに、特別講習での記述特訓などでは、集中的に入試レベルの応用問題にチャレンジし、説明力に自信をつけます。
仲間との考えの共有で数学力を広げる
答えが1つに決まることが多い数学は、一人の学習だと正解した満足感で終わってしまい、同じ課題を別の視点から考えるチャンスがありません。うすいでは、生徒同士が解き方を比べ合う機会を多く取り入れ、多様な考え方を吸収しながら数学的な視野を広げるとともに、自分の考えを説明する、相手の説明を理解するなど数学的な読解力・記述力にもつなげます。
【読解力】文法力をもとにした「英語読解力」 -Listening・Reading
小学校から英語が始まり、「バランスのいい英語4技能(聴く・読む・書く・話す)」という新方針のため、中学生の英語力の格差が広がっています。英語が伸び悩む原因は単語力と文法力です。うすいでは、この2つを継続的に再整理しながら、同時に新入試に向けた新しいタイプの英語読解問題、たとえば、アンケートグラフを見ながらのスピーチや、地図や時刻表をもとにした旅行プランの会話など、具体的な題材で英文読解やリスニングに取り組み、英語を読むこと・聴くことに自信をつけます。
【記述力】伝えたいことを正確に伝える「英語記述力」 -Writing・Speaking
高校、大学入試での英作文の比重は年々高まり、また、4コマ漫画の英作文などスタンダードなものから世界規模の木材伐採に対して意見を書くなど、そのテーマや形式も多様になっています。うすいでは、基本文法や表現が自然に身につく200の英作文を繰り返し身に付けながら、その上で、このように多様で高度な英作文の経験値を増やし、入試の英語90点以上を目指します。
英語に「ひたる」アクティブ授業
うすいの英語授業では、習った文法を知識に留めずすぐ使ってみることで、より深く理解していきます。特に、中1・2のうちは、習った文法を使って相手と英語で会話する時間をできるだけ多く取り入れています。生徒たちは、頭をフル回転させながら英語を聴き、その過程で文法やイディオムも自然に身についていきます。
目の前の結果に「なぜ?」と問いかける
子どもたちの理科離れ、教科書内容の増加等で、理科の学習は知識の暗記になりがちです。しかし、うすいでは、理科とは、目の前の現象に目をとめ、その理由を様々な科学原理と結び付けて推論する楽しさだと考えます。授業でもその点を最も大切にし、基礎的な知識や原理の理解と共に、実験や観察結果の理由を分析する授業を行います。これはそのまま、理由分析や説明を重視する入試の新傾向ともつながり、入試での高得点が可能です。
ものごとの流れを大きくつかむ力をつける
社会の入試は、地理歴史公民の3冊の教科書からわずか40門程度にまとめて出題されます。すまり、求められるのは、時代の流れ、社会や世界の出来事を大きく捉える力です。この力をつけるには、細かい知識をバラバラに暗記するだけでなく、それらを、原因や結果・影響などの視点で関連付けまとめていく過程が必要です。うすいでは、知識の暗記、大きな流れの理解、それらを記述して説明する力などを最適な時期に最適な方法で身につけるためのさまざまな工夫を取り入れています。