本音でかたる勉強のこつ
成績が上がらない理由とは?
本音でかたる勉強のこつ
成績が上がらない理由とは?
勉強しているのに、時間はかけているのに、テストの点数が上がらない・・・
塾に通っているけれど、思うように成績が上がらない・・・・というお悩みがありませんか?テストの点数が伸びない・・・塾に行っているのに成績が上がらな子供は、ある共通点があります。
目次 |
成績を短期で上げるにはどうしたらいいですか?と良く聞かれますが、成績を上げるには最短でも3ヶ月かかります。
最適な方法で自分に合う勉強をした場合で、最短でも3ヶ月かかります。
むやみに勉強をしてもダメです。
自分が何を苦手としているのか?どの部分でつまづいたのか?分析してから、計画を立て、3ヶ月、きちんと勉強した場合にのみ、成績が上がると言えます。
ちょっと難しいですよね^^;
基本的に、成績が上がらない理由は「基礎力」の不足です。現在の単元を勉強してもダメです。もっと前の単元からやり直す必要があります。
例えば、分数が分からない場合、容量の単位から分かっていない場合があります。100mlは何リットルか? という基本からやり直す必要があったりします。
この辺りは、個人を見て、つまづいていそうな部分を大人がフォローして上げる必要があります。これが個別指導と呼ばれる授業です。
基本を数回勉強して、チェック、類似問題を解きなおす。さらにチェックする。
という繰り返しをする事で、成績が徐々に上がっていきます。
このように、成績は、基本的にすぐに上がるものではありません。まず、個人によって上昇の仕方が全く違います。
これは、基本ができているか?をチェックしないと、なんとも言えない状態です。
さらに、学年によっても違います。
中学3年生の成績が伸びない原因と、小学6年生の成績が伸びない原因は全く違います。
共通しているのは、基礎力、読解力が足りない...という部分です。
特に国語が出来ない場合、設問の意図がくみ取れないので、問題自体の意味が分からない場合があります。
国語??と思うかもしれませんが、子供の読解力の低さを甘く見てはいけません。言葉は喋れていても、意味を理解していない。という子は実は半数近くいます。
勉強の前に、基礎を定着させる必要があるのです。
簡単に成績が上がらなかったら、基本が出来ていないのでは? 問題を理解していないのでは?と疑うクセをつけるようにしましょう。
基礎学力の違い、IQの違いなど、複雑な要素の絡み合いによって、上昇の度合いは決まってくるからです。
勉強は日々の積み重ねです。いきなりスタートしても成績やテストの点数がアップしないのは当たり前です。
漠然と成績やテストの点を上げることを目的とすると、勉強が続かず、やる気が失われる事が多くあります。
そこで、ただ成績を上げるだけでなく、
①どの科目を ②どのテストで ③いつくらいまでに ④点数or偏差値 |
を上げるのか?
塾の講師と相談しながら具体化することがポイントとなります。今回は、上がらない子供の特徴を見ていきましょう。
頑固な子供と、素直な子供、どちらが成績が伸びるでしょうか?
答えはカンタンだと思います。
圧倒的に、「素直な子」の方が、成績が伸びやすい傾向にあります。親に従順な子は素直なのではなく、親に支配されている子なだけなので、そこは勘違いしてはいけません。
成績が伸びるのか?のポイントは、他人の意見や「やり方」を素直に受け入れて実行できるか?です。
成績が伸びない人ほど、自分のやり方に固執します。
最後まで説明を聞かない子は一定の数います。よく観察してみると、最後まで聞かない子に限って成績が悪いです。
ノートを取るのに夢中になっている子も、成績が悪い傾向にあります。
どちらも共通しているのは「聞いていない」からです。聞いているフリになっているのです。
自分のやり方で結果が出ているのなら、全く問題がないのですが、成績が伸びない人ほど、人の話を聞かない・聞いていないのです。
これは、親にも問題があります。
話を聞かない子供の親もまた、「子供の話を、聞いてあげない」傾向にあります。
子供は親の真似をして育ちます。遺伝ではなく、真似をした結果、モデリングという親を真似する行為によって、行動が反復され、性格が形成されます。
親のとっている行動によって、子供の性格が似てしまうのです。
もし、子供の成績を上げようと思うなら、「どうして、そう思ったの?」「あなたはどう思う?」と、質問をして、決して否定しない事です。
子供が自ら考え、思考して、答えを表現する。(PISA型学習で大事にしている事)という行為を繰り返す事がなによりも重要になります。
勉強は受け身になってしまうと「やらされている感」が出て、つまらなくなります。
反対に、自分で考え、答えを出し、親に褒めてもらうという、良いフィールバックがあり、これをループしながら学習する事で、勉強が楽しくなっていきます。
勉強が楽しいのではなく、自分の頭で考えて表現する事が楽しいと感じるのです。
PISA塾がなぜ、自分で考える事を大事にしているのか?と言えば、この勉強方法が理にかなっていると実感しているからです。
押し付けられた事は忘れ、自ら求めたものは身につくわけです。
素直な生徒は、講師や先生の板書や口頭で伝えられた指導ポイントを、忠実にノートに写しとっています。
とくに、成績が良い人ほど、自分なりの「まとめ方」を持っています。
ノートのとり方も含めて、生活態度、人生の捉え方から見直す必要があったりします。
授業を休みがち、遅刻しがちな生徒もなかなか成績が上がりません^^;
授業は
①確認テスト(インプット→アウトプットへ) ②前回の授業の確認 ③新単元の説明 ④問題演習 ⑤答え合わせ |
というような流れで構築されている場合が多いです。
授業は前半が重要な事が多く、後半から授業に参加すると、映画やドラマを後半から見始めることと同じになります。
数学などは特にそうです。はじめに重要な数式が出たりします。最初の数式が分からない場合、後半を見ても意味が分かりません・・・
遅刻をするとよくわからないまま授業を終えることとなります。
成績が上がる生徒は塾を最大限に活用しています。
授業のない日も塾へ勉強しに来ます。自分の部屋と違って勉強以外の誘惑がないし、わからないことがあれば講師にきいて解決できます。
成績がなかなか上がらない場合は授業のない日も、塾へ行くようにすすめてみるのもいいです。
子供と約束したことを講師に伝えておくと、なおいいでしょう。
講師も喜んで面倒を見てくれるはずです。
・子供が勉強しないのは、親が原因 ・子供の話を聞く事 ・まず、親が変わる事が大事 |
「志望校」の有無もモチベーション維持や動機づけの重要な要素となります。
文化祭を見に行き、学校見学をしていきたい学校がはっきりすると勉強に熱が入ります。成績を大きく上げる生徒は受験の2~3年前から「志望校」が決まっています。
実際に「受験校」を決めるのは試験が迫ってきてからとなりますが「志望校」を決めるのは早ければ早い方がいいです。
親子で一緒に学校のホームページや紹介動画を見て、足を使って「学校」まで行ってください。電車に乗り、バスに乗り、志望校の生徒と同じルートで歩いてみてください。
学校まで行くと、よりリアルに「イメージ」できるようになります。
人間はイメージ出来ないモノには、現実感がわきません。サラリーマンをしていて、今年は「1億円稼ぐ」とイメージしても、頭の中では「どうせムリだ...」と思ってしまいます。
今の年収と照らし合わせて、合理的に考えてしまうからです。
しかし、「毎月+3万円、多く稼ぐ」となるとどうでしょうか?
たぶん「できるかも!!」となるはずです。これは、稼いでいる姿が、イメージができるからです。会社にばれずに、アルバイトをすれば何とかなります(笑
つまり、イメージ出来る事は達成できるのです。
志望校をより具体的に頭の中でイメージして、通っている姿まで鮮明に描く事ができれば、志望校に合格する確率は各段に上がります。
おすすめは、「学際」など楽しいイベントを見に行く事です。楽しい場には、楽しい空気がただよっています。
ポジティブな感情をインプットする事で、勉強が前向きになります。
逆に、学校説明会などは期待できません。「進学率」「合格率」などの話になってしまい、楽しい希望が持ちずらかったりします^^;
ある学校では「部活動をしたいなら、あまり期待しないでください」「宿題は多いので覚悟してください」などと説明会で言われてしまい。親子ともに、シュン...となってしまった...
という事も多くあります。
脳にマイナスなイメージがついてしまうと、ワクワクした高揚感が得られないので、長期的な学習をする意欲が沸いてきません。
成績が上がらないうちは、なるべく明るい雰囲気に接するようにしてください。
模試の成績が返ってきたときに、よくできた科目に喜び、できていなかった科目や単元は冷静に受け入れる生徒は成績が上がります。
できなかった科目に打ちひしがれ、「どうせ自分なんか」と落ち込む生徒は、成績が上がるのに時間がかかります。
これは親にも言えることです。できなかった科目を責めると、やる気が削がれます。
できている部分をほめて、一緒にできなかった部分を考える事が大事です。
小学生の場合、勉強には、親のフィードバック、母親の笑顔の「大丈夫だよ」「頑張ってるね」の一言が必要になります。
一部の出来る子には、必要ありませんが、大部分の普通の成績の子は、ポジティブなフィードバックによって、モチベーションを維持できるのです。
子供が親に成績表を見せるのを嫌がったら要注意です。知らず知らずのうちに子どもをネガティブ思考に誘導してしまっているのかも知れません。
勉強=ネガティブとならないように、親はやる気の管理をする必要があります。
子供の成績を上げるのは、親の大事な仕事だと思って、取り組みましょう。
・学校見学をしてモチベーションを維持 ・自分を責めない ・コツコツ学び続ける |
勉強が出来ていないことは、子供自身がよく把握しているものです。
出来てない子供に、「なんで出来ないの!!」と言ってしまうと、よりやる気がなくなってしまいます・・・
「ここ多くの人ができていないとこだけど、できてるのすごいなー」とか「前回と比べて、ココとココ、あっココも上がってるね」とポジティブな点を強調して伝えてみてください。
さらに、「いつも頑張ってるからね」
など、結果ではなく、「プロセスを褒めるようにしましょう」これがとても大事になります。
結果ばかりを責めたり褒めたりすると、結果しか気にしない、非人情的な人間になり、プレッシャーに弱くなります。「失敗したらどうしよう...」と考えてしまう人は、プロセスを褒められなかった家庭の人間に多い傾向があります。
社会に出ると、嫌でも結果を求められます。
しかし、結果を出すには、コツコツとプロセスを積んでいく必要があります。
目に見える結果の前には、膨大な失敗プロセスがあるのです。
だからこそ、プロセスを大事にする習慣が必要なのです。途中で折れてしまうから、失敗になってしまうのです。
辞めなければ、失敗などないのです。
そもそも、チャレンジした事が成功なのですから、失敗など存在しないのですが。
プロセスを認めてもらう事で、子供はやる気を維持し、持続できます。
出来ている部分を見てあげてください。褒めてください。もし、親が子供を褒める事ができないのであれば、それは、親の自尊心が低いからです。
自尊心が低い親は、精神年齢が子供のまま止まっています。
「ごめんね」「ありがとう」が言えない親は、気を付けてください。自尊感情が正常に育っていないのに、子育てをしています。
その場合、子供に対して「何で、できないの!!」「何回言ったら分かるの!!」などという言葉を使います。
そして、親子の信頼が破壊されて、子供の成績は地に落ちていきます。
成績の前に、親子で信頼を作る方法を学ぶ必要があります。
子どもの出来ていない点を、ついつい責めたくなったら、一呼吸。まずは、担任の塾講師に相談しましょう。
塾講師はそのためにいるようなモノです。
・プロセスを褒める ・子供を責めない ・深呼吸して一息つく事 |
成績が上がらない子供の共通点はいかがでしたか?
成績が上がらない原因は、全て「親」にあります。親が子供に対して、どのようにふるまい、接しているのか?によって成績は大きく上下するのです。
勉強は継続がとても大事です。1ヶ月ですぐに成績は上がるものではありません。生徒によっては、先生に質問ができない・・・という事もあると思います。
そんなときは、親がしっかりと聞いてあげてください。親との信頼関係によって、成績は決まります。
無理にやらせた場合、後で大きな反動がきます。
中学受験は、親と子供、塾、先生の周りの手助けがとても大事です。もし、成績が上がらないとお悩みなら、ぜひピサ塾にご相談くださいませ。
PISA塾では「自分で考え」「表現する」という事を大事にした授業をしています。
興味がありましたら、ぜひご相談くださいませ。
今の塾にいて、本当に合格ができるのか・・・とお悩みの方は多いはずです。基本的に転塾はあまりお勧めしません^^;しかし、転塾をして合格できた!!という家庭も多いものです。
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