本音でかたる勉強のこつ

親が教えるのは?

親が勉強を教えるメリットとデメリットとは?

親が勉強を教えるメリットとデメリットとは?

親が教えるのは良いのか?

子供の成績を上げたい。自分から勉強をしてほしいと思っている親御さんは多いかと思います。

勉強を見ていると、ついつい口を出したくなる・・・なんて事も多いのではないでしょうか?今回は、親が子供に勉強を教えるメリットやデメリットについて、考えてみたいと思います。

 

目次

1.【メリット】親が教えるメリットとは?

2.【ペース】子供のペースに合わせられる

3.【現状】現状の把握がしやすい

4.【メンタルケア】 メンタルのケアがしやすい

5.【まとめ】まとめ

 

 

1.親が教えるメリットとは?

親が教えるメリットとは

どんなメリットがあるのか?

親が勉強を教えるのには、どんなメリットがあるでしょうか?まず、思いつくメリットを並べてみます。

 

・子供のペースに合わせられる

・現状の把握がしやすい

・メンタルケアがしやすい

・塾とは違う教え方になり混乱する

・できないと感情的になる

 

どうでしょうか?

親は、子供の近くにいて、毎日顔を合わせる存在です。そして、子供が一番影響を受けるのは、親からです

 

つまり、親が自ら勉強する、本を読む人であれば、子供は勝手に勉強をします。

反対に「スマホ片手にネットフリックス、Tverをみていたら」子供は、勉強をせず、ゲームに夢中になり、成績は地の底に這いつくばる事になります。

 

まず大事なことは、親であるあなた自身がどうなのか?胸に手を当てて、考えてみましょう。

 

・子供は親の真似をする

・親がまず勉強をする

・子供にだけ強制しない

 

 

2.子供のペースを観察できる

子供のペースに合わせられる

子供のペースを理解できる

親が教えるメリットとして一番は、「子供の勉強ペース」「テストの点」「理解度」を把握できるところです。

集団塾の一斉授業では、子どもの理解が追い付かないことがあります。

 

先生も多くの生徒を見ているので、ひとりだけに付きっ切りになる事ができません・・・

 

分からない部分や、理解していない部分をそのままにしてしまうと、応用問題が解けなくなってしまいます

 

ここに、親が教えるメリットがあります。

親であれば、時間をかけて、こどもの、学習の進捗、理解度を把握する事ができます。

 

大事なのは、なんとなく正解している部分を見つける事です。

正解はしているけれど、暗記による正解の場合、応用問題が出ると、太刀打ちできません。

 

正解を暗記するのではなく、問題を解く過程について理解をすることが大事です。

つまり、「基礎」「基本」を理解する事です。

 

子どもが遅れた分をすぐにフォローできるよう、日ごろから学習の進捗を見守り、子供のペースに合わせた学習の配分をしてあげるようにしましょう。

 

計画を作るのも親の役割なのです。中学受験が親の受験と言われるのは、このあたりの手間などの事を指すのです。

 

・分からない部分を放置しない事

・定期的にチェックする

・できないを放置しない

 

 

3.手が止まる部分が分かる

現状の把握がしやすい

何を理解していないのか?

親が勉強を教えると、自分の子どもの得意単元・不得意単元を、具体的に知ることができます。

どこで止まっているのか?

なぜ、止まっているのか?

様子を観察していると、良く分かります。

 

大体において、基本ができていない事が多く、問題を上手く読解できていない場合も見られます。

算数の問題なども、問題文を読めていないため、答えが出せない...

という事は多いのです。

 

親が勉強を見る場合、子供の弱点を明確にしやすいので、具体的な対処法を打つことができます。

 

大事なのは、「何で、こんな事もわからないの!!」

という、謎のマウントを、絶対に取らない事です。

劣等感の強い親ほど、子供にマウントを取ってしまい、「人格否定をしてしまいます」

 

「何で」

が理解できていたら、問題は解けています。

 

大事なことは、「サポート」「導く」ことです。感情的になっても、問題は解決しません。

すぐ感情的になる人は、親に愛されて育ってない人なので、子供に勉強を教えるのは向いていません。

 

お金を払ってでも、誰か別の人に、子供の勉強を見てもらうようにしましょう。

 

・ノートのとり方もチェックしよう

・学習の意欲をチェック

・姿勢をよくするだけでも効果がある

 

 

4.中学受験はメンタルしだい

 

3つの壁はメンタルケア次第

中学受験には3つの壁があります。

1.学校の授業よりもハイレベルな学習内容

2.朝から夜遅くまで勉強に耐えられる体力

3.成績が伸びなくても、自己肯定感を失わない精神力

 

この3つの壁を乗り越えて、勉強を続けていく必要があります。

精神的に未熟であり発達途上である小学生が、一人で受験勉強を続けるのは、普通に考えてムリがあります^^;

親のサポートが絶対に必要です。

 

とくに3つ目の「自己肯定感」は家庭によって大きく差があります。

普段からマイナスの言葉を使いがちな家庭は

特に注意が必要です。

 

子供に向かって、「なんで出来ないの?」などと言ってしまうと

子供の自尊心は大きく傷がついてしまいます。

 

小学生は、まだ精神が未熟なので、大人が上手くサポートしてあげる必要があります。ちょっとした言葉の使い方で、やる気は大きく変わってきます。

 

それが思春期や成長期の子供の特徴なのです。

 

子どもがいま、どんな精神状態でいるのか?

どんな事に悩んでいるのか? 自分の口で説明する時間を作ってあげるようにしましょう。

 

日々子どもの勉強に寄り添っていれば、「子供があまり、元気がないなぁ・・・」と思ったら、すぐに変化に気付くことができます。

 

受験勉強の軌道修正、方向転換、気分転換をしてあげるのも、親の仕事です。


・精神的にまだ未熟な事を忘れずに

・メンタルサポートをしてあげる

・息抜きも受験のテクニック

 

まとめ

塾のテキストを中心に復習に絞って教えること、休憩を入れメリハリをつけて教えること、教えずに考えさせ説明させることが大切なポイントです。

 

教える極意は「できるだけ教えないこと」です。

考える材料は提示して子どもに考えさせて分からないようであればヒントを示して、子ども自身が気付けるように辛抱強くサポートしましょう。

 

「教える」って知識や話力、論理力よりも「忍耐力」が最も大事なことなのです。

 

 

 

 

 

 

 

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