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中学受験と高校受験

中学受験と高校受験のちがい

家庭の方針による

中学受験をするか高校受験をするかは、家庭の環境と、目標によります。もし、難関大学に合格させたい。と本気で思っているのであれば、中学受験から始めないと手遅れになります。

子供には、のびのびと育ってほしい。勉強はできなくても良い。と思うのであれば、高校受験もいりません。

このように、受験は、親の考え方と家庭の方針に大きく依存します。

正解はありませんが、今回h、中学受験と高校受験の違いについて解説していきます。

 

目次

1.【分析】中学受験と高校受験の違い

2.【現状】低学年化が進む受験業界

3.【ビジョン】中学受験のメリット

4.【仲間】高校受験のメリット

5.【まとめ】

 

 

1.中学受験と高校受験のちがいとは?

第一志望は30%程度しか合格しない

環境のちがいが大きい

中学受験は、親の受験であり、基本的に子供の意思は少ないと言われています。

これは、悪い意味ではありません。

小学4年生に、「受験勉強をして、良い学校に行け」と言っても、「なぜ、行くのか?」についてぴんと来る事は少ないからです。

親が主導権を握り、社会について、学校についてをきちんと理解されないと、後で本人が困る事になる確率が上がってしまいます。

資本主義社会において、学力の低さはそのまま、貧困につながる恐れがあるからです。

 

親に主導権がある」「親の受験である」まず、ここが高校受験との大きな違いであり、最も違う部分です。受験をする本人の主体性の違い。ともいえます。

 

中学受験に、子供の主体性などありません。しかし、記憶力が無限にある、最も大事な時期なだけあり、勉強をさせる「習慣」を作るには、最も適した時期です。

この時期に無理やりにでも勉強をさせる習慣、勉強を好きになる習慣を作っておくことは、その後の人生を大きく左右する事にもなります。

 

中学受験の良い部分は、小さいうちから勉強をする事で、強制的に「良い学習習慣」、勉強をする習慣、「自学自習の習慣」が身につく。

という事です。

実は、これが最大の目的であるとも言えます。もちろん、難関大学の合格も大事ですが、子供が自ら学ぶ習慣をつける事は、子供に「知恵」を与えるようなものです。

 

中学生になってから、「勉強をした方がいいよ」と言っても、子供は言う事を聞かない可能性が高くなります。

中学生よりも、小学生の方が、親の言う事を聞いてくる可能性は高いはずです。

聞いてくれる確率が高いうちに、良い習慣を作る事をおすすめします。

 

勉強で一番大事なのは「自学自習する習慣」ではないでしょうか?この習慣ができるか?が学歴を決める大きな差になってきます。

しかし、注意点もあります。親の見栄のため、復讐のために子供に勉強をさせる家庭があります。

お受験ママというヤツです。

 

親に褒められたい

このような家庭は、非常に危険です。子供のためと言いながら、親が社会に復讐するために受験をしようとします。

子供は、「親に褒められたい」と思い、勉強をするわけです。大学に入った瞬間、燃え尽きてしまう子などは、このような家庭で育った子です。

つまり、中学受験で考える事は、なぜ中学受験をする必要があるのか?

 

受験をする場合、家庭の方針がきちんと決まり、子供も納得している事がとても大事です。

 

高校受験の場合は、中学3年に受験をする事になります。本人は自分の意思が明確になりつつあります。

よって、勉強を強制的にさせるには、少し無理があります。

 

しかし、この時期にすでに医者になりたい。エンジニアになりたい。など、明確な目標がある子は、一気に成績が伸びたります。

 

つまり、明確な自分軸による目標があるのか?が大事なわけです。

勉強をするのは子供です。しかし、塾に入れてお金を出すのは、親です。

 

ここが、受験で最も難しい部分です。私は個人的には、お金に余裕があれば、中学受験をして中高一貫校に行った方がいいと思います。

勉強をやめるのはいつでもできます。しかし、勉強をするのには、適正な時期があります。

記憶力が高い子供の時に、多くの事を覚えるのは、とても大事な事だと思います。

 

・中学受験は親の受験

・高校受験は本人の受験

・お金を払うのは親、勉強するのは本人

 

 

2.低学年化が進む受験業界

第一志望は30%程度しか合格しない

低年齢化と、高齢化する日本

中高一貫校の受験は、都心部では低年齢化が進んでいます。小学4年生、3年生とドンドン低年齢から塾に行かせる家庭が増えているのです。

これには、理由があります。

それは、少子化です。子供の人数は年々減り続け、出生率は下がり続けています。

反対に、高齢化は進んでいるため、「おじいちゃん、おばあちゃん」が健在。という家庭が増えました。

すると、子供にかける費用が増えるのは、当たり前です。

 

おもちゃには、お金をかけない家庭でも、教育にはお金をかける傾向にあります。

教育にかける費用は、贈与税の対象にならず、非課税枠で1500万も無償で渡す事ができます。

そのため、教育資金として援助が多い家庭も多いのです。

 

教育の質が低いと貧困になる確率が上がる事を、老人は知っています。身をもって経験しているはずです。

今後も、子供に費用は増えていくと考えられます。

 

・入塾の低年齢化が進んでいる

・少子化で子供にお金をかける

・教育費は非課税で渡せる

 

3.中学受験のメリット

第一志望は30%程度しか合格しない

中高6年間、子どもに合った環境で過ごすことができる

私立中学に通えば、基本的に高校まで6年間通うことになります。どの学校も理念があり、家庭の教育方針に合った学校を選ぶことができます。多感な時期であるため、子どもの人格形成に学校は大きくかかわると考えられており、その点で私立は人気です。


また、計画的に前倒し授業を行うため、大学受験に向けての準備を早いうちから始めます。学校によって理系に力を入れていたり、留学を積極的に行っていたりしており、将来の夢を実現しやすい環境です。


学校の理念や教育方針に賛同した人たちが集まるので、学校に集まる生徒も似たようなタイプの子たちが多いのもメリットの一つとしてあります。トラブルが起きにくいですし、心身ともに安定して過ごすことができることが多いです。

 


・先取学習ができる

・受験にかなり有利

・勉強習慣がつく

 

 

4.高校受験のメリット

中学受験より大幅にコストが抑えられる

中学受験より大幅にコストが抑えられる場合がある

高校受験の場合、受験先が公立と私立があります。

公立の場合、学費は私立に比べて大幅に抑えることができます。

また、受験勉強についても塾に通わず独学で合格する子もいます。そのため受験費用と進学後の費用が中学受験に比べて大幅に抑えられることがあるのです。


塾に通ったとしても、塾の費用も中学受験に比べると高校受験向けの塾の方が費用は掛からないのが一般的です。3科目や5科目でのセット割を行っている塾も多く、塾に通ったとしても受験にかかる費用が抑えられる事があります。


もちろん高校受験でも私立に通うことを選べば学費は公立よりもかかります。

 

しかし、中学から6年間と高校の3年間とでは単純計算で半額抑えられるので、ほとんどの場合中学受験をするよりは費用が掛からなくなると考えることができるのです。


・費用が安く済む事が多い

・安い塾が多い

・難関校の受験には不利

 


 

まとめ

どんなときも子どもが基準

どんなときも子どもが基準

中学受験や高校受験は子どもの将来を大きく左右するイベントです。親としてはなるべく、最適な選択をしたいと思っているはずです。

 

どちらが良いか?悩んでしまったときは、家庭の教育方針や子どもの性格や特性に合ったほうを選択するのがおすすめです。
大切なのは「親の意見を押し付けないこと」「子供にどうしたいのか?聞くこと」です。


受験をするのは親ではなく、子どもであることは忘れてはいけません。そして、子供の人生なのだから、親が決めつけるのは、よくありません。

 

導くのは良いですが、昭和の時代のように、勝手に決めつけは虐待でしかありません。

子どもの意見を尊重し、親子で話し合いをしながら決め、良い落としどころを見つけるようにしてください。

答えがでなかったら、ぜひPISA塾にご相談くださいませ。


 

 

 

 

 

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