本音でかたる勉強のこつ

中学校の種類と選び方

学校の選び方とは?

算数の伸ばし方とは?

私立中学と公立中学の違いとは?

中学校と一言でくくっても、種類があります。「公立」「私立」「国立」「中高一貫」と種類があり、どれを選べばいいのか?難しいかもしれません。

今回は、私立中と公立中の違いや特徴について紹介していきます。

 

目次

1.【経営努力】本気度が違う
2.【教育方針】教育方針が違う
3.【国立】国立附属中の特徴とは?
4.【一貫校】公立中高一貫校の特徴とは?

5.【おすすめ】中高一貫がおすすめ
6.【選択】子供をよく見る事が大事

7.【まとめ】まとめ

 

1.私立は必至に経営している

「じっくりタイプ」と「サクサクタイプ」

本気度が違う

私立と公立で、まず違うのは「大学合格への考え方の違い」です。

基本的には、「私立」の方が大学合格により特化しています。なぜなら、私立は経営が成り立たないと、運営ができないからです。

 

運営するのに必要なのが、「大学合格」の実績です。より難しい「東大」に毎年50名合格しています。

と言われたらどうでしょうか・・・

 

「自分の子供も、もしかしたら・・・」と思ってしまうのが親心です。

このように、私立は生徒をより難関の大学に合格させることを、目指しています。

 

学校が増えすぎた時代、学校を運営していくのも難しくなり、特徴のない「私立

は淘汰されていく傾向にあります。

 

だからこそ、私立のトップ校では、先生が本気なので、生徒がしっかりと勉強をすれば大学に合格しやすい傾向にあります。

このような社会環境を知っておくことが、まず重要です。

 

しかし、私立は授業料などが高いので、公立のトップ校を目指す方が、どうみてもお得です。

このあたりの選択が、生徒によって違います。学校選びをするときは、なるべく第三者の意見などを取り入れ、総合的に判断しましょう。

 

・大学合格を目指すのは同じ

・私立の方が経営が難しい

・私立は先生の評価も厳しい

 

 

2.教育方針が違う

「じっくりタイプ」と「サクサクタイプ」

教育方針が違う

充実した「教育環境」をもとに、自学自習の学力育成や進学に注力しているのが私立中学校です。

時代とともに学習内容や指導方法を柔軟に変化させています。英語やプログラミングなど時代の流れにのった教育に力を入れている学校も多くあります。

 

特に最近では、「英語」に力を入れている学校が増えています。偏差値50前後の中堅校の場合、難関校の進学率があまりよくありません。

そこで、仕方なく「英語が喋れるようになる」をウリにしています。難関校への合格実績でトップ校と勝負ができないからです。

問題は、英語が喋れても、難関校に合格はできない...という点です。

私立に入れる場合、この点を考慮しておく必要があります。

 

私立を受験する場合、あまり「英語」という言葉に惑わされず、高い学費を払うだけの意味があるのか?をきちんと考えて、学校を選ぶようにしましょう。


・教育方針に共感できるか?が大事

・私立は値段が高い

・公立は値段が安い

 

 

3.国立の特徴とは?

タイプの見極め方

国立附属中の特徴とは?

一般的な中学校とは異なり、大学の最新のノウハウや研究から生まれた教育が受けられるのが国立附属中学校の特徴です。

 

フィールドワークや討論などに積極的な学校もあります。

ただし進学を重視した教育ではないため、大学受験対策は各自、学習塾などで補う必要が出てくることも多いようです。

 

私立の中学校は基本的に大学合格を目指していますので、ここで大きく差が出てしまいます^^;

 

ある程度、将来にやりたい事が決まっている 子供には、国立附属の中学校はおすすめかもしれません。

 

 

4.公立の特徴とは?

公立中高一貫校の特徴とは?

多感な時期の中学・高校の6年間を一貫した環境で学べて、学費も比較的低く抑えられるのが公立中高一貫校です。

 

私立と同様、教育方針が学校により異なり、多様な学びで柔軟な思考力が身につけられるのが特徴です。大学進学でも高い成果を上げている学校が多く、人気が高いため、倍率も高く狭き門となっています。


公立中高一貫校では入試のかわりに、作文や面接を含む適性検査が行われ、思考力や表現力を重視したものになっています。

 

独自の対策が必要ですが、近年は私立中でも適性検査型入試が広がっており、私立中を併願するご家庭も増えています。

 

・大学に合格しやすい

・入るのが難しい

・適性試験と面接の対策が必要

 

過去問のメリットとは

中高一貫がおすすめ

文部科学省等は「十分な知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」この3つを大事にしています。

この力は、「私立や公立の中高一貫校」が軸としている考え方です。

 

この基本的な考え方の軸を大事にして、高校の先取学習などを取り入れています。

もちろん、難関大学への大学合格のためです。

 


中高一貫では、英語に強みを置いていたり、受験に振り切っていたりと、同じ県内や都内にあっても方針がかなり違います。

共通しているのは、「より難関の大学に生徒を大学合格させる」というのが本音です。

なぜなら、これが、保護者が望んでいる事だからです。

 

中高一貫では、 教職員の異動が少ないため、6年間を通して一人一人の成長を丁寧に見守ってくれます。

難関大学合格者ランキングでも中高一貫校が名を連ねているのも、このあたりが原因しています。

 

過去問のメリットとは

子供をよく見る事が大事

学校選びに関しては、昔も今も変わらないポイントがあります。

それは、子どもの将来の理想像を明確にすること、そして子どもの性格を考えることの2点です。


こんな不透明な時代だからこそ、子どもの性格を考慮した上で、6年後、10年後、どのように成長してほしいかを考えて、学校選びをする。

 

保護者がしっかりした教育の“幹”を持っていれば、目先の成功を狙うだけの“勲章受験”などはしないはずです。

 

プラス思考で子どもを伸ばせる親は意外と少ないです。

細かな成績に一喜一憂せず、長い目で子どもの成長を見守る余裕を持つことが、結果的に中学受験を成功させます。

 

まとめ

学校選びには、経済的な理由や環境的な理由がどうしても関係してしまいます。家庭によって、教育にかけられるお金は大きく違います。

 

残念な事ですが、先進国では、教育にお金をかけたか?かけなかったのか?によって将来の年収に大きな差が出てしまいます・・・

悲しい事ですが、これが現実です・・・

 

学校選びで最も重要な事は、「子供」がどうしたのか?なのです。

向いていない勉強を無理やりやらせようとしても、学力や成績はどうしても伸びません・・・

 

親の意向と子供の向き不向きを考えて、将来を導いてあげてください。この記事や情報が、少しでもよい学校選びの参考になればと思います。

 

ピサ塾では、埼玉県で、中高一貫の合格を目指す生徒を募集しています。スパルタじゃない、やる気を引きだすカリキュラムがあります。ぜひ、一度、ご相談いただけましたら、嬉しいです

 

 

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